クラシックカメラ生活を徒然なるままに たまに修理情報も載せています
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ライツ イマレクトファインダー カビ取り
ライツ・イマレクトファインダーのカビ取り情報です。
あくまで修理記録なんで、同型で同一の症状だからと言って同じ修理方法で直るとは限りません。

自分でバラす場合は自己責任でヨロ
ビンテージカメラはもう生産が終了していたり、そもそも会社が潰れていたりで、市場にあるもので全部の場合が多いです。
経年劣化でもろくなっていたりもするので簡単に壊れてしまう場合もあります。
分解時はパーツの紛失、破損などにくれぐれもご注意下さい。

↓赤丸のがライツ・イマレクトファインダーです。 プリズムがカビて曇って見えるのが今回の症状。
20081230a


↓矢印のネジを外すと問題のプリズムが露出する
20081230b

各ネジは綺麗に塗装されているので、ドライバーの先っぽにシリコングリスなどを付けておくと傷が付かなくていい。
油がついているので、押し8 対 回し2 の比でネジをゆるめる。

この裏蓋は年月の経過のせいか、隙間にゴミが詰っていてなかなか取れない。
モノはステンか鋼で出来ているので、そう簡単に曲がるわけではないが、力を入れて外す場合は注意が必要。
事前にCRC(液状の機械油、浸透力がありつけすぎに注意)を蓋の周辺に塗布すると取りやすかったかもしれない。
空き缶の上半分を切ったものにCRCスプレーを噴出し、注射器で吸い取って塗布すると綺麗に作業を進められる。

今回は、接眼部が金属製をいい事に、そこからかしめて外している。 よほど硬くとまっていたらしく、外れた時は勢いで、パキーンとすっ飛んでいった。
マネしないように。

裏蓋の接眼にはレンズが入っているのでついでに清掃しておく。

↓裏蓋を開けるとプリズムが露出する。
20081230c
このままでは洗浄できないので、赤丸のネジを外して、プリズムをマウントごと取り出す。
かなり精密に作ってあるらしく、組み付けを何も考えずにやっても、もともとあった場所に収まるのがスゴイ。
さすがライカと言ったところか・・・

↓複雑すぎるプリズム・・・これだからドイツ人ってやつわw
20081230e


↓の順番でモツが入っている。
20081230d
プリズムを無水アルコールと麺棒で洗浄する。

↓ついでに可動ファインダーのガラス部分も清掃する。
20081230d
↑裏蓋の受け側にゴミが張り付いているので気合入れて清掃する事。
清掃が終了したら、ブロアでホコリを吹き飛ばしながら分解の逆手順で組んでいく。

コレで今回は終了。

可動ファインダーより前にある対物レンズの中身が曇っていたらもっと面倒だったろう。
ほとんど封印されている箇所だから。



さてさて、一眼レフしかもって居ない人間なのになんでビューファインダーが必要なのか?
と言うと。

今回の写真にあるイハゲ・エクサ等と言った、古い一眼レフによくあるのだが、シャッターを作動させた後もブラックアウトしたままのものがある。
そう言うもので動く物を撮影したり、長時間露光をしたりするとキチンと対象を狙っているのか、手ブレしていないのかが怪しいので、ブラックアウトしないファインダーがあると撮影が楽であったりする。
また、35mm?135mmまで対応しているので、絵の構図に対する適切な焦点距離を手軽に知ることが出来る。 コイツがない場合はレンズを替えないとならず不便で、ねじ込みマウント(M42)を使っている場合はより顕著に面倒。

他にも色々使い道があるので、実用に耐えるものが一個あると便利である。

以下のお店でビューファインダーを多数扱っている。
(結構高い)
http://www.kikuyashoji.co.jp/camera/
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